INDEX --- The Butchart Gardens
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先ほど行かなかった日本庭園へ行くことにしました。なぜ始めに寄らなかったかって?3人とも別にいいよねー、と意見が一致。理由は、ここまで来て日本庭園を見たいと思わなかったからです。しかし、そうではなかったです。どーせちょこっとあるだけだろう、と思っていたら以外や広いので驚きました。「日本庭園」の入り口にある鳥居と同じでなかなか立派な庭園でした。上の写真「お〜、ジャパーン」のチラッと見える赤い足?がそうです。ピッカピカの鳥居です。思わず1,2歩ズルッと後ずさりしたいうか、直立で見上げてしまったというか、しっかり目立っていました。私としては全く鳥居には興味ないのですが、その姿を写真に収めておいてもよかったかなぁ、と今思ったりしています。



日本庭園

この噴水を過ぎてすぐ道は左へ折れ、日本の鳥居の下へと進み、小川に沿って下りて行くと階段に来ます。晩春には、左手の花壇に有名なヒマラヤ・ブルーポピー(meconopsis betonicifolia Baileyii)が咲きます。エジンバラ植物園が最初の種をブッチャート夫人と分かち合い、夫人は北アメリカでこの稀で繊細な花を植えた最初の人たちの一人になりました。この伝統にとらわれない日本庭園の造成は日本の造園家岸田イサブロウ氏の助力を得て、1906年に始まりました。木立の間から海が見えるところもあり、道の終わるところまで歩くと、ブッチャート・コープの入江とサーニッチ海峡を一望する素晴らしい眺めの見晴台に出ます。

ーThe Butchart Gardens 「お客様ガイド」よりー


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なぜブッチャートガーデンの中に日本庭園があるのか、その経緯は知る由もありません。でも、日本庭園がイングリッシュガーデンと並んで世界的に知られていると考えれば、ブッチャートガーデンが拡張され日本庭園へと広がっていったことは納得できるような気がします。それは名誉なことであり誇らしくそしてうれしく思いました。ここまで来て日本庭園を見たいと思わない、なんてことを言いましたが、鳥居は別にして日本庭園の中は静かで好感が持てました。日本らしさが随所にあり、ブッチャートガーデンの敷地を生かした広々とした自然な感じがカナダらしくもあり、伝統にとらわれない日本庭園とは、もしかしたらそれらがうまく調和されていることなのでないかと思いました。


 


   
   
   

若い女性が木の手入れをしていました。制服かな?
何人くらい働いているのですか?
約60人らしいけど、シーズンでないときは15人くらいらしい。
でも、どーもこの数字は怪しい。私も長男も記憶が薄れている。

それにしてもこんな広い庭園の手入れは大変だろうな・・


私は全く気が付かなかったこと、ガイドに書いてあって初めて知ったこと、それはこの日本庭園で素晴らしいスポットがあったことです。そう、木立の間から海が見えるところがあったことです。お供の2人に今聞くと「見えたよ。登っていったところで見た。」と言っている。なんで〜、なんで私に言ってくれなかったの!今むかついてももう遅いけど、そんないい場所があったのなら私も海を見たかったのに。その時私は何をしていたのだろう。きっと写真を撮りまくっていたのだろうな・・。ここでもまたガイドを読まなかった罰を受けたような気持ちになりました。


日本庭園を出ました。上り坂をヨイショヨイショと歩き(左の写真)、そして登り着いたたところが赤いゼラニュームの道(右の写真)。スター・ポイントとイタリア園はすぐそこです。



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