INDEX --- The Butchart Gardens |
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バラ園 |
バラのアーチに覆われた伝統的な多年生の縁取り花壇を少し歩くと、低いツゲの生垣と敷石の道に囲まれた芝生を中央にしたバラ園に着きます。ここの花壇には四季咲きで大輪のハイブリッド・ティー・ローズの様々な品種のバラが植えられています。大部分のバラは、原産国名とアメリカばら会に選ばれた年が表示されています。入り口に立ってまず目にとまるのが蛙の噴水、そしてそのずっと右手にはイタリアの錬鉄の作品「願いの井戸」があります。バラ園は7月と8月が一番見頃です。 つるバラと、木バラで覆われたアーチの柱廊をくぐり、道は3匹のチョウザメの噴水へと私たちを導きます。このチョウザメのブロンズ像はイタリアのフィレンツェで、有名な動物彫刻家のシリオ・トファナリ氏によって造られました。 ーThe Butchart Gardens 「お客様ガイド」よりー |
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バラ園の写真が少ないのは、興味とか感動が違う方へ向いていたようです。バラを写したような気もするのですが・・。それで調べてみたのですが、どうやら私の感心はバラ園のデルフィニュームにいってしまったようです。デルフィニュームとバラは共存しています。でも、目に飛び込んできたのはデルフィニューム。右の写真は前のページでも紹介しています。The Butchart Gardens のパンフレットの表紙もブルーやピンク色のデルフィニュームとオレンジ色のバラの組み合わせでした。バラ園は7月8月のシーズンには見事なバラの世界を映し出し人々の視線を一心に集めることでしょう。それでも私はデルフィニュームのブルーの世界の方が好きです。ただ、私はデルフィニュームがすごく好きというわけではありません。Chikoberry Garden にデルフィニュームを使ったことはありません。東京の小さな庭ではこんなブルーの世界はできるはずはなく、広い敷地の見事なデルフィニュームにただただ圧倒され感動したのです。写真は良くも悪くもその姿を写し出します。右の写真は本当にきれいなブルーの世界をとらえていると思います。 | ![]() |
バラ園をあとにして歩き出すと、道沿いには、ギボウシ、まだ幼いベゴニア、それからフクシア、などなど・・ |
(写真をクリックすると拡大した写真が別ウィンドウで開きます)
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見晴台から見ると、約50フィート(約15m)下にサンケン・ガーデンが広がっています。道の両側に二本の素晴らしいニオイヒバ(Thuja occidentalis fastigiata)の木が立っています。この庭園の切り立った壁には、キヅタとバージニア・クリーパー(Parthenocissus quinquefolia)が茂っています。 |
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世界的に名を知らしめたと言われるサンケン・ガーデン。ガイドを読まず歩いた割には写真をたくさん撮っていました。それ程素晴らしい景観でした。 |
階段がジグザグ状にセメント原料の石灰岩を採掘した後にできた窪地のそこに続いています。その背景に見えるセメント工場の窯の煙突がセメント工場の唯一の名残りです。主要な道はそびえ立つ壁の壁際に至るまで植えられている花の咲いた木や灌木の間にある一年草の花壇中を曲がりくねって続いています。 少し進むと、右手には、高いロック・マウンドが深い石灰岩の鉱穴に横たわるクオリイ湖の静かな水面を見下ろしています。 |
湖の岸に沿った道を向こう岸まで行くと、多年草の大きな花をつけたセントジョンズワート(オトギリソウ、Hypericum calycinum)を背にし、日本の楓が点在する多年草の縁取り花壇のある芝生が右手に見えます。 1964年、ブッチャート・ガーデンの60周年を記念して、創設者ブッチャート夫妻の孫息子にあたるイアン・ロス氏がロス噴水を造り設置しました。噴水の水は70フィート(約21m)にまで上がり、昼間は雄大な姿を見せ、夜の鮮やかな様々な色の光で照らされて展開する一連の光景は忘れられないものです。 |
真っ直ぐなコンクリートの道がロス噴水から坂を上がっていきます。坂の上で分かれる道の左を行きます。ステージ場所を通り過ぎ、コンサート芝生の緑に沿って歩き、バーン(パビリオン)とバラ園に続くダリアの小道に向かいます。 ーThe Butchart Gardens 「お客様ガイド」よりー |
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ぜひクリックして雄大なサンケン・ガーデンを見てください。 |
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