23 January 2004
冬のトロントでは気温がマイナス20度、体感温度マイナス30度という予報が出ます。決して驚くことではありません。まずは帽子とマフラーは必需品です。

極寒と言うべき寒さの中、トロントの人たちの生活は私たちと何ら変わりがないように思います。厳しい環境と共存した都市生活があるからです。カナダ最大の都市と言われるトロント、街も人々もとてもエネルギッシュです。

カナダではガーデニングと言えばビクトリアが有名です。冬に雪が降ることはないそうです。
それに比べてトロントは何という寒さ。冬のトロントでは、どんな花が見られるのでしょうか。凍てつく寒さの中で咲く花があるのでしょうか。いつかトロントのガーデニング事情を追ってみたいと思います。

(写真は全て夜のトロント大学。氷点下の冬景色です。写真&説明:S)


(小さい写真をクリックすると拡大した写真が別ウィンドウで開きます。)

Robarts Library ロバーツ図書館

なんと1館で蔵書250万冊!!

ロバーツ図書館は三角形。から一角を見るとこんな感じ。
ロボットみたいだけど、上から見ると孔雀(くじゃく)のような感じに見えるみたい。
ちなみにこういう建築様式を、Brutalism(ブルータリズム)って言う。

名前はないけどWhitney Hallという建物の裏

Trinity College トリニティーカレッジ

正面から見て左が2階建て、右が3階建て。2人の建築家が双方の意見を譲り合わず、左右非対称の建物になったとか。
1925年建設。


Soldier's Tower ソルジャーズ・タワー

通称「タワー」と呼ばれる塔。第一次大戦後に、大学生で戦地に行って亡くなった人のために造ったみたい。夜行くとけっこう怖い。

このタワーの横に建っている建物(写真には写していないけど)も100年くらい前の建物で、幽霊が住んでいることで有名。だから撮っていない。


Sigmund Samuel Library Building シグモンド・サムエル図書館

最近出来た図書館。すごく綺麗で、実は地下3階くらいまで中は広い。


University College ユニバーシティーカレッジ

大学の顔とも言える校舎。ここでの授業もあるけど、中は「さすが」と言った感じ。歩くだけで、100年くらい前の生徒になった感じがする。その当時のまま。


University College ユニバーシティーカレッジ

雪の部分は普段芝生になっていて、まぁ人が横断したりサッカーみたいなので遊んでたりしてる。くつろぐっていうほどのんびりした場所でもないけど勉強してる人はしてる。

 


Convocation Hall コンボケーションホール

これは日本で言う講堂みたいなところ。80年くらい前のものかな。今でも特別な講義や集会の他に、普段の授業でも使っている。

 


King's College Road キングスカレッジロード

大学の正門に向かって立った感じで、ちょうど大学の真ん中を基準にして、真っ正面にCNタワーが建っている。この写真の位置から180度回って見ると、ユニバーシティーカレッジの校舎が見えるという感じ。

 

■CNタワー:高さ553メートルの世界一高い建築物。展望台には高所恐怖症の人にぴったりの場所があります。強化ガラスの床の真下は何が見えるでしょう?
私は行ったことがないので説明できません。(chikoberry)

Earth Sciences Centre アースサイエンスセンター

生物や地質学なんかの研究が行われている建物。


St.George Map :このページで紹介した建物の位置関係がわかります。


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