2003.1.19

雪の日、台風の日

 

天気予報では、午後は雨から雪になるそうです。 さあ、大変。
パンジーとビオラの花たちは、またも息苦しい時間を過ごさなくてはいけません。
この冬はそんな光景が何度かありました。
でも、花たちは何もなかったかのように大きく育っています。

2003年1月:雪をかぶったパンジーとビオラ

雪の日

数年前、雪が降るという予報に慌てふためきました。
私は家の周りの鉢とハンギングバスケットを
軒下やら駐車場(一応屋根あり)に避難させることにしました。
人目はばからずヨイショヨイショと移動させました。
鉢はおなかで押さえて抱え込むようにして持って歩きます。
こういう時って近所の人に見られてしまうんですよね。
なんでこんなときにうちの前を通るの!と言いたくなる心境。

寒いし、手は素手でやってるから痛いし、雪がちらほら降ってきているから
体はうっすら白くなっているしで、もう必死でした。
そのうち雪がどんどん降ってきました。
もう時間との戦いです。 黙々と体を動かし、全てが終わったときは、
帽子は冷たい!コートも冷たい!手は赤く痛い!

その夜、雪は降り続き、明朝はしっかりと積もっていました。
ともかくホッと一安心。
しかし、このあと雪かきと、雪が解けたら鉢などを元の場所に戻すという
過酷な労働が待っていました。

2003年1月:春を待つオータムベリー

台風の日

台風の時は雪の日以上におおごとになります。
なんと狭い玄関の中に、
大事な大事なお気に入りの鉢とか
(なんたってオータムベリーはまず真っ先に避難させる!)
ハンギングバスケットを、それはもう詰めるだけ詰め込みます。

オータムベリーは持ち上げるのは大変。
実際持ち上げることはできず、鉢をクルクルまわしながら動かしました。
段差だけは渾身の力を振り絞り斜めにして上げました。
家族は玄関のドアを開けてびっくり。
オータムベリーが我がもの顔で家族を迎えていたのです。

どうしても動かせない大きな鉢は、
植わっている木が倒れないようひもでぐるぐる側の柱に縛り付けます。
これは、木の高さがあるのでめんどうな作業でした。
軒下に移動させる鉢はただ置いておくのではなく、飛ばされないよう場所を考えて、
おしくらまんじゅうのように鉢を寄せ合わせました。

雨、風の中、鉢をおなかで支えるようにして運んでは戻りまた運ぶの繰り返し。
全て終わったときは、私は頭からつま先までびっしょり、ぐっしょり。

実は・・予報がハズレたことがあるんです。
来るはずが来なかった。せっかく避難させたのに。
台風は、ホント気まぐれです。